高橋景保 ～ ドラマ１０『大奥』・スピンドラマのリクエストを、齋藤杏花 (さいとうあんな)もひとつ
風つえぇ ロスト感 最終回 ドラマ１０『大奥』 #どうする家康離脱組 鎌倉殿の１３人 大河ドラマ スピンドラマ 某国営放送 外伝 齋藤杏花 (さいとうあんな) 齋藤杏花 高橋景保 男女逆転・大奥 よしながふみ 鎖国 赤面疱瘡 長崎出島 窓口は他に３箇所 東進してきたおろしゃが北から接触 シーボルト事件 北方対策からの開国の流れ SFファンタジー転じての歴史小説
風強ぇぇ!!!!!
雨戸がガタガタが激しくて何度も起されてしまいました。
気温の方は云われてた程には上がってるように感じませんが、それにしてもヘンな天気です。
先ずは言いかけた解体工事の件です。
昨日は来ませんでした。
終日小雨模様で中止となってたのか？はたまたもう終わったのか？
兎も角とうとうこっちには、一言もありませんでした。
更に恐るべきは立て看板ひとつなく、怪しげな言語を吐く連中のみでガタガタやってましたわ。
今はこうなのかなあ？何かあったらどうすんですかねえ。
母屋の階段から見えてた古いアパートがなくなってしまい、何やらロスト感が沸き起こってます。
この火曜に最終回を迎えたドラマ１０『大奥』もSNS中心に、一部視聴者の間にロスト感が広がってます。
ま、そりゃそうだよ、ですね。考えてみれば書き込みするのは視てた人間だけに限られますから。
#どうする家康離脱組 じゃないですけど、おもしっくねえと感じた者は、視聴をやめてしまうわけですから。
同じ大河でも毎度言ってる『鎌倉殿の１３人』最終回。放映後の当時twitterのツイート数の激減がそれを裏付けます。
んで、大奥に戻せば全員、兎も角尺が足りなすぎた、と口をそろえます。
大河化が適わぬ事というなら、ドラマ１０枠一年分使って全５０話近くをやって欲しかったってのも見ました。
また、このメンバーでということなら、スピンドラマ、外伝をやって欲しいってのもありました。
それそれ、それ。
齋藤杏花 (さいとうあんな)も、ってことでお噺になるのです。
正確に言えば、黒木良順が天文方に初登庁した折に先達として迎えたメガネ女子はいましたが、背景のみでドラマに登場することはありませんでした。
原作漫画を示したとおり、このメガネが高橋景保(♀)です。
漫画では結構活躍してた、バランスから言えば平賀源内(♀)と同格、同程度に登場したキーパーソンでしたが、割愛されてしまいました。
埋め合わせにこの景保で外伝を撮ってほしいというのが私のリクエストです。
順に噺すため、よしなが大奥で鎖国に至った理由から復習しましょう。
赤面疱瘡のせいで男子の数が減ったことを諸外国に知られ侮られぬ為と、お千恵の♀家光が南蛮紅毛対立の世界情勢に目をつけて思いついた訳でしたね。
史実も結果的には同じです。
必ずしも国を閉ざしたという訳でない、交易を幕府が独占したわけです。
そして長崎出島をその窓口としたわけです。
ところが、ところがね。
窓口なら他にもあったんですよ。
再びよしなが大奥に戻り、赤面は果たして日本だけのものだったかなどという落語の先はなしにしても、それで外国に秘密が漏れなかったか？という疑問は突き詰める価値はあるでしょう。
また史実に戻し、窓口は他に３箇所ありました。
対朝鮮の対馬、あとの二つは今は日本になってる当時の外国、琉球の薩摩とアイヌの松前藩です。
まあこれらは、西洋列強ではありませんので、鎖国当時にすれば、出島だけで守秘義務は保たれた訳で漫画も出島だけ触れておけばそれで足りました。
足りました、足りました、という過去形です。
この点にはドラマでも原作漫画でも語られており、家斉が赤面治療を急がせた理由として明言されてました。
その切り口から切り込むなら、高橋景保に触れない訳にはいかないのです。
原作の景保は天才坊やの一子を赤面でなくした悲しみを吹っ切る為、熊痘に積極協力する所で話を切られ、シーボルト事件での獄中死は一齣、注釈のみで済まされてしまいました。ドラマでいえば『医療篇』と『幕末篇』に挟まれた部分です。
そこの、割愛された部分をドラマ化できないものでしょうか？
割愛も割愛、原作では赤面克服の直後が、ペルリの来訪まで時が飛んでしまい、少し遡るが、ということで阿部伊勢守になったのでしたが。
ドラマ１０では逆に時系列どおりに書き直されてましたにせよです。
一方向からのみでなく、他方、北方対策からの開国の流れも史実に交わらせたら、SFファンタジー転じての歴史小説が、もっと完璧となります。
大奥外伝『高橋景保』、是非にも実現を！
