何やら政変で喧しい年の瀬ですが、今を去ること千数百年前も…

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つーことでございまして、何やら喧しい限りの今日この頃です。

とうとう、松野博一官房長官が更迭だ?
渦中の松野氏だけでなく安倍派幹部6人全員?

毎度繰り返してるよう齋藤杏花 (さいとうあんな)は政治に無関心ですので、まるっきり掛け値なし当てこすりなしにわからないのですが、これって騒ぐほどの話ですかね?
元を質せばパーティ券収入のことなんしょ?
だったら大多数の善良なる市民にとっては縁もゆかりもない話です。
そのパーティ券なるものに金出した山師・政治ゴロが影響受けるだけで、こっちにとってはどうでもいい事です。
それにね。
全く関心がなくても検討ならつく。
販売ノルマが果たさせなかった者は自腹を切る、これが世間の通り相場です。
だとしたなら、キックバック分を懐にいれたとしても、それはバランスがとれてるということでして、少なくても私には裏金の汚職のは妄言としか感じられません。

政治ゴロって、ヤーね!

この一言で終わりであります。
兎も角、我々そっちのけで所謂政争、舞台の上の者だけで足の引っ張り合いが繰り広げられるのをみるのは耐え切れず、いよいよもっての政治嫌いになってしまいます。

とさて、今日は日曜で万葉噺の日。
思えば万葉の終盤には、同じ様な政変ばかりが繰り広げられておりました。
万葉の終焉の歌は余りにも有名で本BLOGでも既にお噺ししてるとこですが、ではその一つ手前の4515は?
同じく家持の、この歌です。

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秋風の すゑ吹き靡く 萩の花 ともに插頭さず 相ひか別れむ

巻二十4515は、
七月五日、治部少輔大原今城眞人ノ宅に、因幡守大伴宿禰家持ニ餞スル宴ノ歌一首
との序が付いており、更には後書で、
右ノ一首ハ、大伴宿禰家持作レリ
とありますので、家持自身が送迎会の返歌をしたということでしょう。

既に何度か触れてるよう、大伴家持って人は現代の転勤族よろしくあっちゃこっちゃに飛ばされまくったんでしたね。
季節は違ってしまいましたが、そこはかとない寂寥感が伝わってきます。
これも当時中央で繰り広げられてた政争の連続に対する厭世観が為しえる業…
そして次の4516を最後に、歌わぬ人・家持となるのでした。
で最後、全然脈絡はありませんがー、

月に代わっておしおきよ、あはっ!

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