徳川吉宗 - ドラマにはならぬ『暴れん坊将軍』もう一つの顔 ~ 変版・某国営放送、大河ドラマとドラマ10と
上弦の月 某国営放送 ドラマ10 土星 ドラマ10『大奥』 大河ドラマ どうする家康 阿部伊勢守 齋藤杏花(さいとうあんな) 齋藤杏花 八代将軍吉宗 冨永愛 徳川吉宗 - ドラマにはならぬ『暴れん坊将軍』もう一つの顔 徳川吉宗 よしなが大奥 辻斬り 三代家光 岡崎信康
富士山は中々見る事ができないものの、宵の口の夜空はよーくみえてるおらほうです。
某Xじゃ、一昨日、上弦の月がトレンド入りしてましたが、なんだよ~!、一日後の21日じゃないですかよ。
夕べはまだらに雲が垂れ込んでいたものの、それでも月影だけは終始はっきりと確認できました。
と、土星との共演です。
ちょうど同じ程度の明るさのフォーマルハウトと土星で半月お月を挟むような形で。
明るさは同じでも、恒星と惑星じゃ、明らかな見た目の違いがありますよねえ。
瞬くのが恒星、瞬かないのが惑星です。
そうでした。点から発せられる光と、面からのの違いでございました。
で噺の入りは、ドラマ10『大奥』です。
火曜の放送ですから18回の放送は終わった後ですが、私は録画視聴100%(ニュース天気予報すら)ですからまだ視る前なのです。
んでー、17回を視たとこまでの感想という事になるのですが、見応えありますよ、やっぱ。
流石に世間は、医療篇が終わりウリの歪な男女比が回復してからはトーンを下げてしまいましたが、やっぱ唸らされることが多々です。
ねえ?大河『どうする家康』はフリークがしょっちゅう涙したと言ってますが、私は一度も。
その齋藤杏花(さいとうあんな)が不覚にも涙してしまったのが、伊勢守正弘の最期でした。
いずれ、もっと纏めた形でのレビューを書く…かもしれません。
今日のとこはseason1まで戻ったとこで、吉宗に注目しましょう。
冨永愛さんの演技が話題になりましたよねえ。
男女逆転でもそれこそ大河の『八代将軍吉宗』同様に名君に描いてました。
今日『サディズムに花束を!』から復元する吉宗は、少々意外なものですので、注目してご覧下さい。
徳川吉宗 - ドラマにはならぬ『暴れん坊将軍』もう一つの顔(2006年)
直前投稿より続ける。
徳川8代将軍・吉宗、この名君も忌むべき性癖があった。
サディスティクな彼はなんと辻斬りを好んだというのである。
辻斬り… 刃物に対する偏執がサディズムと結びついたものと言えるであろう。
そして、男性型の殺人淫楽と言えるか?
男性は概して刃物を好む。昔の男の子は殆ど例外なく肥後の守を宝物にしていた。
まあ刀の手入れは精神修養にもなるし、それはそれで構わない。
だが、実際に切れ味を試してみたくなると…
ともあれ、余り歴史には記録されていない話だ。
さて見かけは類似していても、吉宗のサディズムは秀次のそれとは性質を異にするものであろう。
これに近いのは秀吉のサディズムだ。
ともに成り上がった。だから権力からずり落ちることを異様に怖れ、その鬱積が他に向く。
権力に偏執するのは男性的である。
秀次類似の、実在するより大きな権力に怯え弱いもので鬱憤を晴らす、女性型サディズムの持ち主をあげるなら、徳川家康の長男・岡崎信康であろう。
信康も舅・信長に怯え、粗暴な振る舞いを続けた。
ある折、一人の僧を嬲り殺しにした信康はこう嘯いたという。
「岐阜の舅殿も叡山で何万の僧を殺したのだから…」
その話を聞きつけた信長は真顔になる。
「それは違うぞ。あの者たちは僧の形をした無頼の徒。再三再四の勧告にも拘らず一向に改まらないもので止むを得ず成敗した。余は己自身の勘気から只の一人の僧も殺したことはない …困ったものよ」
他に主目的のある虐待は、一見サディズムに似て実の処は似ても似つかないものである。
この折は辻斬りに触れていたんでしたわ。
他にも家臣の女房を犯したって醜聞も聞きます。
辻斬りと。
三代家光にもこの醜聞はありますよね。
そういや男女逆転大奥でもそれが。
女にゃ手をつけなかった父家光が、辻斬りで昂ぶり行きずりの民家で女を犯した結果、♀家光の誕生となるってストーリーでした。