あの『どうする家康』じゃ、ちょっと一記事を作れそうもありませんね。「大河ドラマで最高の豊臣秀吉」で話を膨らますこととしましょう

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決めた事はそのとおりにやらないと気のすまない、損な性分の齋藤杏花 (さいとうあんな) です。
就寝中の冷房を切った話にせよ、白状するなら今となれば一昨日となった27-28日では思いの外気温が下がらなかったせいで、茹蛸のようになって寝ておりました。
でもね、決めたんだから夜中になってエアコン入れるのも業腹、ってことで夫婦して頑張っちまった訳です。
てな訳で、火曜日は大河の噺と決めたんだから、むりやりにでも、ま、今回だけになったとしても、この話題で噺しちまいましょう。

4K放送で、昼間にやってると知り早々で視出したものの、面白くもねえ回が続いてる『どうする家康』です。
最大子約数的な感覚で面白くないです。
それが証拠にリアルタイムのSNSでは絶対数の少ない賛辞一色となる、要するに最初からフリークしか視てないんですわ。
第33回「裏切り者」にせよ、石川数正の話題一色になるに決まってんだ、
言わせるなら、初回から出てた主要キャラの退場とすれば全然話が弱い、パラパラ漫画感がハンパではありません。
要は何度も繰り返してるとおり、ストーリー全体としての一貫性がなく、一話読み切りになっちまってるんです。
本能寺のあたりからカンペキにおかしくなってますよ。
ですからね、家康は戦が好きなの?嫌いなの?
一旦信長を斃し天下を取ると宣言しながら女の一言であっさりまた元の泣き虫にもどってしまい、さらにその後さしたる理由もなく秀吉と乾坤一擲の大戦をし、その理由を戦のない世を作るためとする、
もー、滅茶苦茶です。
チト、評論しようがないので脇道を行きましょう。

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ここ2話でトレンドに出てくるのはムロ秀吉ですね。
これに関しても個人的には不気味さを感じても怖さを感じてないのですが、過去作の秀吉がどうだったか回想してみましよう。
掲示板サイトの「大河ドラマで最高の豊臣秀吉」です。
それを知ってか知らずか、某国営放送自身がこんな頁を公開してる、齋藤杏花(さいとうあんな)も貸しビデオ等で殆どをみてますので、こっちの切り口からのほうが評論しやすいでしょう。
えっと、怖くはない秀吉でしたね。
いた、いた、既に話してるコヒさん秀吉、それから『天地人』の笹野秀吉なんてのもねえ。
景勝の機嫌ばっかとってて、どっちがどっちだかわかんなかったですよ。

『江』の岸谷秀吉も貫禄なかったなあ。
でも、いくら上り詰めてもさっぱり品性がでない秀吉を演じきってる、って意味においてはある意味大河ドラマで最高の豊臣秀吉といえるでしょう。
『利まつ』の香川、『功名が辻』の柄本、『麒麟』の佐々木なんてのも、みてるのにさっぱり印象にない、ってことは怖い秀吉ではなかったってことでしょう。
あ!わすれた。『女太閤記』の西田敏行

こうなると大河においては、怖い秀吉ってのがむしろ例外、そう『政宗』の勝新くらいです。
これは信長が描かれることがなかったため、終始して第一の人だったからだろうかと。これと対をなすのが『信長』の仲村秀吉でしょうね。
そうそう、仲村秀吉も目立たないものの、2作での登場でした。

やっぱ、2作に登場してる緒形か竹中が大河最高なんでしょうなあ。
ともに主役出て好評だったのを請けて後の脇役で再登場ですから。
緒形秀吉は信長ともどものリクエスト再登板、そして竹中秀吉は別キャラのようにイメージを変えての再出演です。

さて、ムロ秀吉はも難波のことも夢の又夢まで暫くがありそうですから、今後どう演じられるか期待しましよう。
そうだ、次回登場の旭姫が従前のキャライメージと反対の陽キャラらしいですね。
その波及でどう変わっていくか?

てな訳で次回に期待ばかりで視続けることとなる『どうする家康』です、あはっ!

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