しまった!過日のつまらんCGは、本記事まで温存すべきだった… 昨日の『どうする家康』第15回姉川でどうする!は、ホント、つまりませんでした

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夕べお勝手口の施錠点検で外に出てみれば、お月とお星の共演が見事だったこと!
てな訳で記事アイコンは『金星と月』です。
うん、今から見れば一昨日の晩、目腐りの裸眼に宵の明星が2つあるような西空を写してた月星コンビですもの。
今日(つまりは昨晩)あたりは定めし、と予想してたのがビンゴでした。
今の時期の宵の明星は、いつもの二階お手洗いの窓から見るより地上から見るほうが見易くなってるようです。

予想通り、予想通り。
昨日の某国営放送大河ドラマ『どうする家康』第15回・姉川でどうするの出だしも予想通りでした。
第14回の金ヶ崎みおわった時点で、私、金ヶ崎の引き戦はオープニングでちらり振られれるだけではないか?と予想しました。
信長が不器用に褒美として金平糖くれてくることも。
そのせいもあってかなくてか、昨日の回はまったくつまらないものでした。
初回、今年のはみんのやめっか、と思わせたレベルに。
極々の内輪話するなら、夕べ悪夢をみたのですが、その悪夢ストーリーの原作が件の姉川でどうする!でしたわ。
前回の金ヶ崎がよかっただけに、この逆戻りには失望を禁じえません。

一言でいっちまえば、ドラマタイトルの「どうする」に拘泥しすぎなんですよ。
物語的にも史実的にも徳川家康が姉川の時点で寝返る選択肢に悩んでた事はありえません。
そりゃ心の中ではドラマでやってたとおり「クソ信長!」と喚いていたかもしれない。
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けれど、否、だからこそんな内心の本音は、後世の狸親父の原型でおくびにも出さないでいたことでしょう。
残念なストーリーです。

それにしつこかったな。
三英傑のせめぎあいにせよ、近習二将の後世裏切りの導線 (忠次は完全に裏切った数正のような裏切りでないにせよ信康切腹の仕掛け人ではある)にせよ。
すでに前回で十分に表現されてました。あ、言わせればです。
今回のは蛇足、しつこく繰り返されることで三英傑三者三様に一段チープな人物に貶められてしまいました。
そうじゃないでしょう。
この回でウエイトを掛けて描くべきは、浜松移転ですよ。
未知の地に移ることに伴う「どうする」がいくらでも描けた筈です。
そして、首の皮一枚でつながっていた信玄との同盟が完全に崩壊し、やがて三方ヶ原へと至るプレリュードと…

最後は、井伊直政の女装だったんですね。
アクションの場面は代役使ったことも手伝ってか、齋藤杏花 (さいとうあんな)も完璧に騙されました。
某SNSで話題になってるのを見るまで気づきませんでしたよ。

ツイッターも正直なもので、どうする家康になってからは直後のトレンド独占はあまりみません。

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