14日社説『国会とAI 答弁の重みを忘れていないか』は志賀直哉『清兵衛と瓢箪』的年寄り病感染に起因した説教と思料

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どうも天気予報がアテんなりませんね。
確か昨日は、午後から不安定になるものの朝は天気は回復してるって報だったはずです。
それが、大嘘!
例の沿岸部に局地的前線ってやつで、おらほうだけの事かも知れませんが、起きてみれば雨が落ちてるかのような。
よく見えない中、一階の座敷を開けにかかれば、障子紙がパタパタ音たててやんの。
ここのとこの強風に今となれば一昨日の降雨が手伝って剥がれちまってるんですね。

もう朝っぱらからついてない!と短気を起して引っぺがしちまったのが裏目でした。
手前の家具のせいで、この障子は外せないんでしたよ!
こうなったら悲劇、何せ自慢ではないけど似たもの家族で全員手先使う事は全くダメ、さっざっぱら時間かけて結局、元のままの方がよっぽどマシってレベルにしか貼りかえられませんでした。
前は唯一手先使うことが得手だったじぃじが、こういった事を一手に引き受けてたんですね。
いなくなった者を頼りにしててもしょうがない、何か考えなければならないでしょう。

状況が変わったなら、やり方自体をかえなければ、ってのが本稿のキモ、タイトルにしたよう14日の読売社説への反論です。
タイトルにしてることですのでもうくだくだ社説批判を書くのは控え、社説文からは離れたとこで他の逸話を交えて書くとしましょう。

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開発企業のサム・アルトマンなる最高経営責任者の言ってることが、きわめてまともです。
「道具が出来れば使うだろう?」「AIは人間に代わるものではない」
一々尤も、一片の誤りもありません。平易な言葉ながらちゃんと学術にも則ってます。
それを読売社説は重みのどうのと明確な論拠のないままに危惧を示している、それが『清兵衛』の瓢箪を『理解することの出来なかった大人たち』だといったのですが。
問題が起きるというなら、今のやり方が時代にそぐわなくなってきてるってことに他ならないのです。

えっと、どんなとこに問題が生じることが想定されてる?
社説にあった国会(広く公務員の日常業務)、他に言われてるのが学校関係。
将に前近代的な方法を踏襲してるとこですね。
チャットGPTを黒船にして、大幅意識改革をすることが急務でしょう。

黒船が来襲しても未だ港を閉ざしたままなのは、毎度槍玉にあげますがプロ将棋ですよ。
国全体が開国したというのにまだガラパゴス状態で殻に篭りますか?
あなたねえ、どの算盤名人が開平開立や円周率の計算で機械に負けることを潔しとしませんでしたか?
藤井ってののツラみてっと、どんどん人相が悪くなってるよ、って余分な話。

道具が出来れば使うと。
これをもう少し時代を遡った事例に検証してみましょう。

同じ英単語でも違った読みで違った意味の国語になったものがあります。
マシンとミシンね。
そうそう、ミシンの話なんですよ。
これの発明は大したものです。
いやいや、それ以前は肌着の一つまで手縫製してたんですから。
確か夢で追っかけられた○人のやりの穂先に穴空いてたのを思い出して、それをヒントに実用化したとか。
ところがね、発明後の現実世界ではまるっきり別の人種たちに追っ掛けられたそうですな。

「あたいたちの仕事をなくす気?!」

お針子たちにリンチにされたとも聞き及びます。

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