録画掛けて置いたお正月特番TV番組を一通り視終わったとこで少し書いてみましょう。齋藤杏花(さいとうあんな)が意表をついてTVドラマの批評なぞ致しますですよ

main-2-500x334.jpg
喪中でお正月らしいことは一切省略した我が家とは裏腹に、いかにも正月らしいお天気の続いてるおらっとこです。
さあて、このBLOG、このとこ暫く雑記書いてませんでしたね。
しからばここらでTVの噺でもしてみましょうかねえ。
といっても、好きなお相撲は注目の新三役琴ノ若が初日から4連敗でちょっくら噺す気にもなんねえ、

北の富士さんがいってましたよねえ、調子のいい時ってのはいつまで続くもんではないって。
思えば琴関の場合去年あった、ほら、上位との対決が全て終って7勝3敗で三役確実は勿論のこと優勝さえも、って時。
あれが調子のピークだったんですよ。
そこから不可抗力の事で休場させられてすっかりリズムが狂って。
なんか嫌な胸騒ぎがしてなりません。
相撲が駄目ならば普段触れる事の少ないTVの話でもしてみましょう。
ちょうどお正月に取り溜めて置いたTVドラマを全部視終わったとこでもあります。

drama_ichigeki1129_og.jpg
もっともTVドラマったって全部時代物なんですけどね。
先ずは3日の日の某国営放送『いちげき』です。
うーん、毎年この時間帯にやってんですよね。
フィクションが多いものの、まあまあ。
これ漫画なんですか?原作は微塵の知らない者も十分楽しめました。
そうなんだなあ、クドカンが書いてるんですよねえ。
最終盤のはしょりはあったものの、それが余韻となりました。

holiday_pg_01.jpg
東京12ch、じゃないよ、テレビ東京が久々に正月時代劇創ったんですよね。
『ホリデイ〜江戸の休日〜』、三代江戸幕府将軍・家光を主人公に日本版『ローマの休日』に仕立てた訳です。
同じ役者の二役で現代を同時進行させたのが秀逸、非常に面白く立て続けに見返してしまいましたよ。
うん、水戸黄門的なきわめて素直なストーリーが逆に新鮮だったんでしょう。
国営大河『鎌倉殿の13人』のひねくれ(?)にひねくれたストーリーに慣らされた反動かもしれません。
一服の清涼剤でした。

img_930aa67de75982c1a50341adf9f031c91153076.jpg
ここまでの2本は単発ですが、ここからは連続ものの初回行きましょう。
(男女逆転)大奥』。既に何本かドラマなり映画なりが撮られてる作品に、NHKが参入して来ました。
今作は、原作漫画の全部をやるとのことですので、楽しみです。
一回目を見る限り、成程、ほぼ原作どおりに創ってますよね。
齋藤杏花(さいとうあんな)は配役を見た折、冨永愛=吉宗はミスキャストなのでは?と申しましたが、流石役者だ、それなりに作ってましたよ。
久通 役が貫地谷しほりで、吉宗(役)よりむしろ若い、時代が追いついた折にどのように作るかに期待です。

残念気味だったのが今回の大河『どうする家康』、どうかどうよくないかは具体的にいえませんが、なんか期待はずれでした。
これも多分に気分的な問題、前作最終回の期待はずれを引き継いでるといえば一番当たると思います。
それにしても最近のNHKってのはよく番宣をやりますねえ。
どうする~にしても始まる前から辟易する程に宣伝かけてて、それが嫌気したという面もあります。
そういうの、私、大っ嫌いなんだ、なんせバラエティなんてのを見せられるのは、拷問に等しいって人ですから。

大河に関しては前から事前の番宣がありました。
けどね、それって舞台地元がはしゃいでたんですよ。
しかるに昨今は、専ら役者(周り)を騒いでで、それがバラエティ化を招いてるんですわ。
そうした意味でも、前作の負の遺産なんです。
そうそう、鎌倉殿の13人の出演者たちのうっさかった事!
舞台裏の楽屋話など聞かせてくれんでもええ、役者はお芝居に専念してくれればいいんですよ。

名誉の為にいっておけば、TVの方は案外解ってるようで。
同じ役者に注目するにしても、同じ松本潤主演の正月ドラマ『永遠のニシパ』の再放送流したりで注目をひきつけて。
けどね、役者どおしのおしゃべり楽屋話だとまるっきり生産的なものがない、ひたすら身内のもっちゃげあいで観衆を蚊帳の外において盛り上がって。
それというのも昔と違ってTVが独占的な配信手段でないから、いきおいWEBの傾向にTVも合わせてしまってるのです。
槍玉にあげ続けてる鎌倉殿の出演者なんか、一体何人がツイッター垢を持ってたことでしょう。
そういった意味でも、#くたばれ…

おっと、その先が出る前に終わりにしましょう、あはっ!

img_369bfa26483fd16a98cf03b032b89cea159822.jpg