読売新聞より面白かった記事2題 ~ そうですよー、いつもいつも文句ばかりじゃ4400円/月の購読料、ドブに捨ててるようなものだ

文明.png
昨日も、おらほう、予報よりも天気は悪く一日蟄居状態でした、
今日こそ、きっちり晴れてくれないとには。ねえっ!
ホント、気分が腐るだけでなく、やる事が押せ押せになってしまい生活が回らなくなります。
そんな中、何とか本日も本BLOGの記事更新だけは出来そうです。
タイトルにしたよう、購読してる読売からちょっと面白かった記事をばご紹介、
ってことで、本稿は(いつものように雑記を冠した文句でなく)正真正銘の雑記で御座います。

そうです、2題列挙で過去の批判投稿とのバランスをとることとしましょうか。
2題あるうちの最初のお題はこれです。


のみ.png屋根裏から400年前のノミ、大工の置き忘れか…京都・大徳寺
2022/10/19 06:16
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 京都市北区の大徳寺で解体修理中の建物「方丈」(国宝)の屋根裏から、約400年前の大工道具「ノミ」=写真=が見つかった。京都府文化財保護課が18日、発表した。1635年の建立時に、大工が置き忘れた可能性が高いという。


 大徳寺は臨済宗大徳寺派の大本山。方丈は住職の住まいで、2020年度から解体修理を進めている。

 ノミ(全長約23センチ)は4月下旬、方丈南東の屋根を支える垂木を取り外したところ、その下から見つかった。持ち手はカシの木製。刃(長さ約13センチ、幅約1・7センチ)は鉄製で、主に中世に用いられ、現在ではほとんど使われていない「両刃」形式だった。同課は、過去に修理されていない場所で見つかったことから、建立時のものと判断した。

 工事主任の竹下弘展・同課主査は「しっかりと使い込んだ形跡があり、手仕事がいきいきと伝わる貴重な発見」と話す。

 11月5、6両日、修理現場の一般公開で披露される。両日とも午前10時~午後4時。見学無料。

うれしいじゃありませんか。
この保存状態ですよ。
ノミもさることながら、建物自体、400年も屋根の張替をせずに持ってたってことなんです。
この多湿の国で腐る木の建築物がですよ!
コンクリートなんてのは60年の法定耐用年数が長いって位にその程度の実質耐用年数なんです。
それをねえ。
1000年以上も前の建物が現存するってんですから、我が国の "たくみのわざ" は驚愕すべき独自文明でしょう。

文明というなら、2つ目の記事です。
既に冒頭でほのめかしてましたか。
残念ながらWEBでは会員限定記事になりますので、ふん曲がり手スキャンを添えます。


これまた目から鱗です。
世界四大文明は学校受験を経験したものなら誰でも知ってる、またマヤ文明、アンデス文明も広く知られてるとこです。
けどまあ…

>「『世界四大文明』と呼ぶべきではなく、メソポタミア文明、中国文明と、マヤを含むメソアメリカ文明、アンデス文明こそ『世界四大一次文明』と考えるべきだ」と
>エジプトやインダスは、周辺の文明との影響関係の中で発展したのに対し、アンデスも、メソアメリカも、他地域からの影響を受けない中で、独自に育まれたからだ

世界四大一次文明という発想は出てこなかった。
ともすれば我々、米大陸に関しては地理上の発見が出てくる年限以降しか考えることがありません。
知らず知らずにマヤ・アンデスをファンタジーの世界に追いやってます。
考えてみれば、自然地理学上の広大な温帯の地に人類が栄えてなかった訳がないですから。
それを、ねえ、武力を持って現状変更し、キリスト教という麻薬の元、人々を虐殺し大陸ごと強奪…

おっといけない、また文句になりかかってきましたので、ここらで筆をおきます、あはっ!

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