ですから4日連続コロナねたで話しませんって。日曜ですので極オーソドックスに万葉噺を致しますです

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そーですよ。照強関みたいにウラのウラのウラをかいて4日も5日も続けて足取りの奇襲に出るような真似はしない、極々素直な齋藤杏花 (さいとうあんな)でございます。
極々素直?ま、ま、ま、ま、深く突っ込まれないうちに噺行っちまいましょう。

昨日の土用の丑は、二十四節季の一、大暑でもあったんですね。
道理で。冷房嫌いの私が付けずにはいられない暑さでした。
そして気付けば更に、いつの間に新盆も終ってまして。
あ、新盆って暦の新ね。じぃじが亡くなって初めてって意味での新ではありません。
ま、我が家の哲学では盆という年中行事はスルー
今回も変えず、そんでもっていつの間にってことだったんですがね。
せめて、BLOG上で触れてみると致しましょう。

奇しくも直前反転リンクと同じく万葉・越中日本海ネタ、『目指せ!! 平成の女蜀山人!』では一歩遅れだった記事を、十七年後は一歩先に復元します。

いつもいつも一歩遅れで年中行事を話題にする私

2005年09月03日



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つーことで、越中では一日から今日までが「風の盆」

【おわら風の盆(おわらかぜのぼん)】 9月1~3日に,富山県八尾町で行われる祭り。三味線・胡弓(こきゅう)の音に乗って唄う,哀調(あいちょう)を帯びたおわら節が特徴。持ち出された町の秘密文書を取り返したことを祝い,また災害を避ける願いをこめた祭り。

詩情豊かな年中行事で、高橋治さんの小説になっていたり石川さゆりさんの歌になってたり。
風の盆恋歌! Oooo!!!!! 日舞ストリップBGMの定番!

なんて書くと、またあらぬ噂が立ちますから、本題にいきます。

櫛笥 二上山に 啼く鳥の 声の恋しき 時は来にけり


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卷十七-三九八七、大伴家持の歌です。
はい、家持は一時期越中の国主をやっていたのですよねえ。
国府は八尾町から山を超えた現在の高岡市に。
        
越中国庁に続く台地が二上山です。大和の二上山と同じ名だということに親しみを感じたことでしょう。現在、家持の像が麓を見下ろすように建てられています。

以上、最後の部分は動画の借り元さんの文章と全く同じになってしまった齋藤杏花 (さいとうあんな) の当時のHN ミユ の本日最終投稿でした。

櫛笥=たまくしげ です。
岩波の萬葉集でも素直に玉匣と記載されてるというのに、JKの私ぃ。何で異字で記載した?
推測するに、文中に動画とあるでしょう?当時教材用の動画サイトってのがあってよくお借りしてたんですよ。
そっちの記載が櫛笥であったものと推察します。

それにしても、Oooo!!!!! 日舞ストリップBGMの定番 と来たもんだ。
こんなだったもんで、私って昔は、殿方に大人気だったんですよ。
では17年の時を経て、最後、そのストリップ定番動画で〆ましょう。