紙の健康保険証を廃止する方向で検討に入っただあ?! けんとう違いとはこのことね

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昨日はあちかったっスね。
いやはや、おらほう、かんかん照りだったんスよ。
お陰でトップ絵がすっかり的外れ…
そうなんす、前回デンデンムシの絵を使った稿の続編を書こうとしてるのです。

現況のイノベーション革命が進めばその内、全財産、家ごと背負って歩くことになるのでは?ってのが件のデンデンムシ比喩だったんですよね。
統括的文章で先に結論を言ってしまいましょう。
便利なものは危険、便利=危険 なんですよ。
それを踏まえた上で、各人の状況に応じてどこで折り合いをつけるかなので御座いまして、その為には選択肢は複数用意されてなければならないのです。

ここまで云ったとこでタイトルに戻って噺しだしましょう。
なんでも所謂マイナ保険証普及を推進し、将来的には紙の健康保険証は廃止する方向で検討に入った、とか。
齋藤杏花 (さいとうあんな)は第一報聞いたとき、
あほらし、出来っわけねえだべ。COCOAだかコーヒーだか紅茶だかってのどうなったか見りゃ一目で瞭然、
と一笑に付し、特に発言することもありませんでした。
けどまあ、そういっちゃ身も蓋もないとも思えますので、こうして暫し考えて見ます。

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確かに、私、マイナンバーカードってのが登場した折には云ったんだよ、
他の物が廃止されるってんなら考えてみてもいいって。
さもなくば、持ってても何ってこたない、その癖無くしたら切腹ものってのが今以上に増えるだけで、ありがたくないですからね。
そして、今、私は関係ないけど自動車の運転免許証がマイナカードに吸収された訳?、更にそして健康保険証が。
確かに進歩ですよ。厄介者二つが一つになったんだから。

ここで否定の接続詞が入ることは言わずもがなでしょう。
そうそう、便利=危険 なんですよ。

従前だったら、車を転がすことは免許証、病院行く時は保険証を持っていけば用が足りました。
車を転がすのに保険証、病院行くのに免許証は携行不要です。
けど、将来的には必要になる、んなマンガ的な事が現実となるのですよ。
落としたらどうなります?今まで笑い話に過ぎなかった、保険証なくしたら車転がせない、免許証落としたら病院にもかかれなくなる、が現実のものとなるのです。
洒落くさく云えば、リスクの分散、これを噛み砕いて申しました。

SF西遊記って小説の『悪役人の星』の章に『全記録カード』というものが出てきますね。
悪役人どもはそれを持ってない生命体がいるなどということは考えも及ばないと。
作者・石川英輔は、よっぽと気に入ったと見えて、シリーズの別作品にも登場しますが、それはさておくとして。
この全記録カードが、我が地球でも現実になりそうです。

さて、もそっとカタツムリに相応しい噺を用意して書き出したのでしたが、出さず仕舞になってしまていました。
明日月末のトピックにしましょう。

明日こそカタツムリの這いまわれるお天気になりますように。 

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