黙食なんて言葉自体初めてききましたよ。熊谷さん、どうかしちまったんでないの? おっと、日曜ですので基本的には万葉集の話です

AAVXOBQ.jpg
いい陽気が続きます。
なんでも今日は、近隣でも夏日になりそうなとこもあるとか。
ま、おらっとこはそこまでの予報は出てませんが。
でね。
お庭情報でも今日は玄関から門に向かう方の情報をいれとけば、です。
陽気につられて四季咲きのバラがちらほら。
ほかのも蕾をつけだしました。
なんと、なんと、新入りのちびっ子もちゃんと。
説明書きによれば「初年度は蕾をつけても摘み取ってください」とある、
ああ、木を育てる事を優先せよってんですよね。
でもでも。そんな惨い事ができますかいな!
どうも致しまして、ちゃんと咲かせて見せます。

まあねえ。
何を惨いことと思うかは、人によって感じるとこが違うってことで、ようやっと冒頭画像の人物が登場。
子どもたちに『黙食』を強いるなんてのは酷だってんですよねえ。
昨日知りもしない黙食なんて言葉聞いて、まさかと感じたのですが、ほれ ↓↑ このとおり。
…言わなきゃいかんかあ?私が今の今まで教わってきたことと真逆の事が話されてるんですよ。

食事中に喋るなんてとんでもない話!
この齋藤杏花 (さいとうあんな)が承知するとこはこうであり、微塵も疑ってないですから、これからも子どもたちはこう躾けます。
ですから、コロナ云々ではないのですよ!

口はひとつですから食べてれば喋れない、喋ってれば食べられない、食事中は食うことに集中しなければ失礼です。
ああ、食物に対して。
そうですよ、この地球上に満足に食べられない人がどれだけいることか?
ちゃんと食べられることに感謝の気持ちを持って頂かねばバチが当たります。
おしゃべりしたいなら、食後にすればいいんです。そう、ガッコの休み時間なんて、そうそう短いものではありませんからね。

熊谷知事。
どうしちゃったんですか?よもや一杯引っ掛けて会見に臨んだわけでもありますまい。
ふん、頭にあるのは会食とかいう大人の世界の悪弊、分かってますって。
これまた先回りして言いましょう。
あたんめえだ、本能を共にすれば相手の性格など手に取るように分かる、行動心理学の専門家に教わるまでもありません。
そして、腹が分かったとこで交渉ごとを円滑に、っと。
究極のフードロスです。
これを悪弊といったわけでして、はい。

こんな事を子どものうちから強要されるなんて、かわいそー、かわいそー
熊谷さんも相当のコロナ脳になっちまってますね。
繰り返しますが、こんなのがコロナ対策であろう筈もありません。

20130512_165008.jpg
長くなっちまいましたね。
今日は日曜日で万葉集の噺をする日なのに、ついついあつくなってしまいましたわ。
で、万葉の食の歌で最適な『瓜食めば』ほかは、もうやっちゃいましたしね。
感謝の気持ちで有間皇子でもと思っても、とんだとこで既出。
そうだ、そうだ。この故事に倣った連作が巻二にあります。

岩代の 岸の松が枝 結びけむ 人は還りて また見けむかも 
岩代の 野中に立てる 結び松 心も解けず いにしへ思ほゆ


143-144、『長忌寸意吉麻呂の結び松を見て哀咽しぶる歌二首』とあります。
長意吉麻呂、下級官吏、というよりも宮廷歌人といった方が当たるでしょう。
持統上皇のお供で三河に行ったときの歌の噺をした覚えがありますが、チト、出てきません。
えっと、その長意吉麻呂にこんな歌があるんですよ。

醤酢に 蒜搗きかてて 鯛願ふ 我れにな見えそ 水葱の羹


巻十六3829、とどーんと八首纏めて載ってるのの一つです。
歌というよりむしろ当時の食生活の資料として語られてるものが多いように感じます。
それにしても…

贅沢はいけませんや。
どうやら食べ物を大切に!の出発点からは、チト、違う方向に飛んでしまったようですね。
けどまあ、ぎりぎり繋がったとこで、お後がよろしいようで、に致しとう存知ます。

c0405488_08310976.jpg


------------------------------【当日追記】----------------------------------

プロ野球の世界でです。
やってくれましたね!佐々木朗希投手。
28年ぶりの完全試合。しかも奪三振の記録付です。(連続13は新、一試合19はタイ)

まあ、佐々木投手も熊谷知事同様、土地もんではありませんが、それでも目出度いことです。

今日よりは 五文字で言わん 千葉ロッテ


つーことで、もう一本!