齋藤杏花 (さいとうあんな) の BLOG

いい按配にそんな寒くはないなあ。
でもまあまだ寒のうちでございまして。
それもあってか先月一月に引き続きお寒いニュースが飛び込んで参ります。
うーん、まずは、ずばり、ニュースの全文をご覧頂きましょう。
読売新聞のWEB公開記事です。

税務署の女性職員、ソープランドなど３店舗で兼業
　…収入１２５万円「ホストクラブ代に」

　東京国税局は、ソープランドなどで働き、国家公務員法の兼業禁止規定に違反したとして、東京都内の税務署に勤務する女性職員（２７）を停職９か月の懲戒処分としたと発表した。女性職員は依願退職した。いずれも１月２８日付。

　発表によると、女性職員は２０２０年１０月～今年１月、平日の夜間や病気休暇を利用して都内のソープランドなど３店舗で計１５０日間働き、計約１２５万円の収入を得ていた。昨年１０月、同僚職員からの情報提供で兼業が発覚。その後に行われた聞き取り調査後も兼業を続けていたという。調査に対し、女性職員は「ホストクラブでの飲食代を捻出するためだった」などと話しているという。

　また、同国税局は、派遣会社でアルバイトをした神奈川県内の税務署に勤務する男性職員（２４）についても、１月２８日付で停職１か月の懲戒処分とした。男性職員は同日付で依願退職した。

まあねえ。通常でいくなら前代未聞の耳を疑うような醜聞、ってことになるんですけどねえ。
うん、ここが肝心。またか～～って感想になるんですよ。
そうです、そうです、聖職者である学校教諭が同様に特殊浴場副業で売春やってたって話を聞いたばかりですので。
いやいや、更にその前を思い出せば、婦警が派遣型売春の副業に身が入りすぎて実弾入りの拳銃を置き忘れたってことも。
これなんかは、また別の意味でバイトしちゃいけない公職です。

まあ、この齋藤杏花 (さいとうあんな)の事ですよ。
７７億総白痴化ツール↓↑で見つけるや否や、色々バカ話は置いてきてますわ。
ここでは、そのうちのひとつだけを披露しておきましょう。

３月掛かって125万と。
これ少なすぎね？
１８歳の家出娘・野口愛永でさえもですよ。
同じホスト遊びの資金稼ぎの為売春し、100万のシャンパンタワーをプレゼントしてたっていうのに。
…怪しいな。所得隠しがあったならきっちり燻し出して正しく税務申告させて下さい。だから桃色申告って、いやいや。
ああ、所得の違法適法に拘らず全てに対し超過累進税率差で課税されるのが所得税ですから、念の為。

さて、ここでの話は、ツイッターで見つけた県西部の某合同弁護士事務所構成員(？)のツイート。
売春は論外にしても、公務員の兼業禁止は見直すべきではないか？と。
いかにも私の大嫌いな人権屋ビジネスの言いそうなこと、ニュース自体よりもむしろこっちの方が反吐が出そうです。
だからねえ。

先ず第一義には、公務員の立場で副業が出来るほどの余力残させて良い訳がない、って理由です。
それこそ税金で飼われてるんだ、１０の力があればその１０全てを使って公僕の役を果たさなければウソでしょう。
小人閑居して不善をなす、ってこともありますし。
それそれ、それが肝心なんです。

行政の人間が私経済に介入するってのは大禁忌なんですよ。
将にそれ、小役人風を吹かせていいように事を運んでしまいます。
弁護士のなんとかっての。
あなた、なぜ副業が珍重されるか知らないの？
労働力が珍重されるのでない、その人間が持ってきたものが貴重なんです。
外資だのITだのってのはその傾向が顕著ですね。
守秘義務はある、と。けどまあ頭の中に入ってるものまでは消せない、欲しいのはずばり他社情報、合法的な産業スパイなんですよ。

…チト話がずれてしまった、公務員に戻しましょう。
この意味では税務職員ってのが一番解り易い例になりましょう。
ほら、よくある。税務署に電話して職員の了解取ったから申告はOKって宣う輩。
何重もの意味で間違いなんですが、実務上は案外正しいのが問題なんですよね。
だからこそ、税務職員の副業など言語道断なのです。

まだ売春の方がまし。おっと！
それにしても多すぎますよ。
先程言ったとおり、こんな話は前代未聞、って事で当然しかるべきなんです。
ちゃんとエサ与えられてるんでしょうか？
ねえ人事院の方々、ちゃんとエサやってくださいな。
最後に。
こんなの聞いたことがあるでしょう。

ライオンを飼ってるという人がいると聞き、餌が大変でしようと聞いてみると飼い主答えて、

「いいえ、自分で捕らせるようにしてますから手間要らずですわ」

お後が宜しいようで。