今日は七草ですね。色々噺さなけりゃならないんですけど、先ずは…
七草 七草粥 ドカ雪 新規感染者数 COVID-19 ツバキ わびすけ 冬の星座 寒の入り オリオン座 冬の大三角 シリウス 齋藤杏花 (さいとうあんな) 齋藤杏花 六日雑煮 雑煮 食卓に 届く訃報の 七日粥 けんちん汁 はばのり ハバネラ 縁起物 雪掻き かつぶし

先ずは、先ずはですよ。
参ったっスねえ。いやいや新規感染者数の事じゃない…事もあるんですけど、近隣の方はご存知、ドカ雪ですよ!
おらほうの昨朝は脅されてたほどには気温も下がらず、大晦日元日のように外バケツも氷結してなかった、
ですので昼近くなって降り出しても殆どは地面で解けるので高括ってた、
点検も兼ねて庭を散策すれば、紅ツバキがまた一輪開いてるのを見つけました。
目立たないとこで。わびすけの異名は伊達ではありません。
それが降り出した雪とあいまって、丁度お借りした画像みたくなってて、楽しんでたんですけどね。
午後に入ってそれどころではなくなりました。
いやはや、ホント、朝のうちに七草仕入れて来てよかったですよ。
んで七草なんですけど、その前にもうひとつ枕ネタ行っちゃいましょう。
寒に入ると冬の星座が、綺麗ですよね。
2階のベランダに通じる部屋の雨戸を閉めに行くと、目腐りの齋藤杏花 (さいとうあんな)でもシリウスは裸眼で確認できます。
曇ってない日は、眼鏡掛けなおしてベランダに出ることも。
図鑑どおりのオリオン座が見えます、勿論冬の大三角形は確実に。
流石にここ一両日は無理で、だからお庭情報にしたのですが、今夜は再び見られるでしょう、ね。
…と、ここまで書いたとこで、外からがしゃがしゃの物音。
やっぱりやり出したわ…
車の奴らが歩道に雪の山作っちまうと面倒で堪んない、って言ってたので予感はしてたんだけどねえ。
いえいえ、いつもの誰かさんが雪掻き始めたんですけど、皆が一斉に、
「日が昇ってきたら解けるんだから、いい年こいてやめときなって」
ていっても耳を貸すような人ではない、なんせ私の父なんだから、やめる訳ないのでほっとくしかありませんね。
さっさと七草粥の用意でもしちまいましょう。
つーことで、一旦中断です。
と、戻って参りましたが、またしても参ったねで御座います。
木乃伊取りが木乃伊というほどでもないのですが、私もまた呼びに行って突っかかっちまって、その間に土鍋焦がしちまって。
あぁあ、まーたやんなくてもいい仕事増やしちまいました。
とまれ、そうして朝食で七草粥を頂いたのですが、本来我が家は昼食で頂くことが多かったんですよね。
それが、ある年の七草の日の昼食囲んでる所に、お向かいさんの訃報が入りましてね。
奥さん。まだ幾つでもないのにくも膜下出血で急死されたんですわ。
食卓に 届く訃報の 七日粥
お粗末、ってことで、気になるもんで以降は全国に倣い朝食で頂くようになったんですが。
正月の食行事ってのはまだ続きます。
そうそう一日遅れで、昨日6日。
これは戻り、ってことで再び雑煮を頂く慣わしなんですが。
なんですが、あんま聞きませんね。
おらほうのローカルなのかな?
大凡雑煮ほど全国で中身方式双方で差異が出るものもないでしょう。
んで、我が家↓↑いやいや、こんな料亭のみたいな立派なのには程遠いですけどね。
大体は江戸の吸い物に餅を入れるタイプです。
勿論、地場オリジナル、けんちん汁 (といっても色んなタイプがあるか。ここで言ってるのは胡麻油で炒めた人参牛蒡に別茹でした大根里芋を入れて汁にしたアレ) に焼餅もやりますけど、精進料理くさくなることもありますし。
どっちのタイプにせよ、ここで肝心なりのは、はば、はばのりなんです。
…そら、ハバネラだろが、はばのり!
幅が利くってことで、お正月の縁起物、
これって、おらほうのオリジナルみたいですね。
焼いて細かく揉み解して、かつぶしと念入りに混ぜるのです。
それを、お雑煮の上から溢れる程に掛けて頂く、
そうでなければ、お雑煮じゃありませんね!
けどまあ昨今、高くなってて。
スーパーでみたのは1帖もなく、おそらく3枚だとおもうのですが、なんと7000円超!
いくらなんでもバカらしいので、最初からかつぶしとブレンドしたので間に合わせる近年です。
ああそうだ。
海苔ってのは10枚で1帖でしょ?ところが厚みのあるはばだけは5枚が1帖なんです。
因みに紙は20枚が1帖、ですので近頃とんと、曖昧な帖という単位は殆ど用いなくなりました。
以上、異常事態に動転し失敗り続きの齋藤杏花 (さいとうあんな)の、お正月食事情(←月食じゃないよ、と)でした。