例年のとおり、ウィーン・フィル ニューイヤーコンサート 2022を観て、改めて鑑賞する1974年・ボスコフスキーの円舞曲 《楽しめ人生を》 JシュトラウスⅡ作品340
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いやいや、志位さんもお正月のWPOみてラデツキー行進曲の手拍子で世界の人たちとの一体感を味わってるとは、意外でした。
タイムリーでご覧の皆さん、今日からお勤めですか?専業主婦もいつもの生活に戻ります。
頭を切り替えて参りましょう。
噺はまたお正月に戻り、標記ニューイヤーコンサートです。
私、これ、大好きで毎年楽しみにしてます。なんか、これみないとお正月が来たって気がしないくらいで!
と、言っておいて悪い癖で直ぐに否定するんですけど、齋藤杏花 (さいとうあんな)の場合は過去コンサートの比較で楽しみにしてるんですよ。
つまり、私が大好きなのは、映像で見られるボスコフスキーの振弾 ↓↑なんですよねえ。
クレメンス・クラウスからヴィリー・ボスコフスキーに引き継がれた伝統のコンサート…
とはいうものの、齋藤杏花 (さいとうあんな)中の人が生まれたのは1987年、前年末にマゼールが電撃解任され急遽カラヤンが振った年ですから、リアルタイムでは知りようがありません。
当然のこと、親たちから聞いた話で舞台裏を知ってる訳ですけどね。
そうなんです。私の生まれた年を境に、世界の指揮者たちが回り持ちで振るようになったんですよねえ。
これがひとつの大きな転機で、その意味でも因縁があります。
実はニューイヤーコンサートはあんまよくない、こう言われてました。
というのは、メンバーもお屠蘇で大分出来上がってるから、音楽として楽しみたいなら同じプログラムでやる大晦日のジルベスターに行った方がいい、と。
まあ、当時は男どもが勝手にやってたものですから、そのとおり余興が半分でした。
ここで、本稿のキモです。
WPOことウィーン・フィルハーモニー管弦楽団は、元々はウィーン生まれの男しかメンバーになれなかったんですよ!
今となってはトンデモの話ですが、純血主義と言われて抵抗もなく受け入れられてきました。
んで、前近代的な制限を撤廃してどうなった?
私の音楽の造詣では正しくは分かりませんが、レベルは上がったんでしょう。
けどね。これはシロートでもはっきり解る、個性は明らかに失せました。
シュトラウス一家のウィンナワルツポルカは、ウィーン独特、言わばウィーン訛りウィーン弁の音楽です。
その証拠に、ウィーンという街にはポビュラー音楽、流行歌というものがない、我らのモーツアルト、我らのシュトラウスといった意識の元、これらがカラオケのノリで演奏↓
再生できない場合、ダウンロードは🎥こちら
そういった伝統の下で、世界屈指のアーティストに腕によりを掛けさせ共演させる今のNYは如何なもんなんでしょう。
ここまでは半分、地域制限についてお話しました。
残り半分、女子解禁、ジェンダーに関しては如何なものか?
見るとおばさんがエラく目に付くようになりまして。これこそWPOらしさを失わせる元凶となってますねえ。
だから思い切った余興もできなくなってるんです。
ですので、レベルは上がったのかもしれませんが、その代わりつまらなくなった、ウィーンフィルも他と区別が付かなくなったし、恒例のニューイヤーも在り来たりののコンサートになってしまいました。
そうそう。
今回、ツイーラーの夜遊びする人々、やりましたね。
聞いた方は記憶にあるっしょ?団員が歌いだすってこれ。
これなんか、女声が入ったらカッコつきませんよね。
あれも性差、これも性差、あはっ!
------------------------------【当日追記】----------------------------------
大変な間違いがありました。上記楽しめ人生をは1975年でなく、1974年です。
お詫びして訂正いたします。
お詫びついでに、ウィーンわが夢の街↓
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前はこんなこと、あっという間に出来たのに、今はこんな体験版ロゴ入りのを作るのが、3日後の7日になってしまう体たらくぶりです。
世知辛くなったもんで。
やっぱそろそろPC離れする時かもしれませぬのう、、、