租税を政策意図のみに利用するな! ~ 報道された税制改正大綱をみて、改めてその思いを強くする

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年の瀬でなんとなくせわしくなってきた週明け、今日も参りましょう。

土曜日に言い残してた税制改正大綱の噺なんですが、先ずは。
創価学会・政治部 (意地でもちゃんとした党名でいうものか!) にも税調があるんですね。
自民党の税調は有名、れが政府税調より優秀だってとこに、問題の根っこはあるんですけど、ともかく驚きました。
それだから、と思うことは多々あるも、何せ政治には無関心の齋藤杏花 (さいとうあんな)ですので、この話の流れは完璧に打ち切って具体的な改正大綱に行きましょう。

所謂住宅ローン減税。
これこそが、租税の政策意図悪用の典型でしょう。
そもそもの大元を言うなら、租税とは社会全体の会費めいたものですので、一にも二にも公平である事が大前提です。
それを政策意図から公平性を著しく害するとは、主客転倒もいいところです。

違いますよ。
実質金利以上の額を税額控除で還元するのが不公平といってるのではありませんよ。
そんだったら今回改正の率引き下げで解決だ、制度自体が不動産販売者を著しく依怙贔屓してるのが不公平っていってるんです。
血税から給与が払われてる税務職員の事務負担で、特定の業者の売り上げを増やしてるんですから、始末に終えません。

払った以上が税金で還付されるんだから借りたモン得?
これまた違いますよ。ここが肝心なとこなんだ。
借金はそっくりそのまま残るんです。そしてそれは何人も面倒は見てくれません。
そうですよ、さっきは敢えて言わなかったけど、国等がおおっぴらに依怙贔屓し推奨してるのは、金貸しなんです。
これにて、私の怒りもご理解頂けたでしょうか。

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医療費控除で税金が戻るからコロナに感染して入院しよう!
こう考える輩はまずないでしょう。
けどね。
これがこと営業になると、いるんですよねえ、実損こいて節税っての。
枡で量って車で売りに出すほどウジョウジャしてる節税屋のもってくる、要りもしない商品を買って、その金額の何㌫だかの納付税額を減らし、やったやったと大満足してるわけです。

この世に税金ほど高いものはないと思い込んでる…
その錯覚、すでに通り越して宗教になってるこの認識で、見事有罪判決を受けたユーフォーテーブル・近藤光は、奇しくも話したばかりでした。
ここまで言えば、別の改正案・賃上げ減税はどの方向からみても邪道、といっても、そうそうは反発喰うこともないでしょう。

それにしても。
今度は、税理士というものは…、なんですよ。
唯一独占的に租税解釈の出来る立場の者であるというのに、何をやってるんでしょうかねえ?
政治屋風情に良いように租税を引っ掻き回され、役場や大組織の下風に立ち、もう存在価値などない、と断じても過言ではありません。

と。

一昨日の投稿とのバランスを取る為、あはっ!

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