裏・大谷や藤井よりも照ノ富士の方が気になってならない齋藤杏花 (さいとうあんな)です。いやいや!これが日本人の感覚だと思いますが
仲秋の名月 一五夜 満月 照ノ富士 齋藤杏花 (さいとうあんな) 齋藤杏花 大谷翔平 藤井聡太 フォレスター教授 AI 電脳将棋 二刀流 マーシー村上 江夏豊 野茂英雄 山内溥 ダン野村 イチロー ベーブ・ルース 宇良 高見山 日本人以上に日本人らしいガイジン力士
昨晩は仲秋の名月でした。
下り坂の天気予報の出てたおらほうですが、なんのなんの、結構見ることが出来ましたよ。
今年は一五夜に満月が重なったとの事で見事な月、
♪~出た 出た 月が~
将にこのとおりでした。
皆さん、この歌をフルコーラスで歌えますか?
私は例によって例の如く子ども達にせがまれて、繰り返しアカペラ独唱する事に成りました。
そして今夜は十六夜、今年は秋の名月がすっぽり彼岸に入る暦になってます。
おっと、お噺。
照ノ富士に土が付きましたね。
冒頭画像の9日目、大栄翔に不覚を喫しました。
圧倒的に強いようなイメージがありますけど、案外この人、負けるんですよね。
優勝した時も13番とか12番とか。先場所初の14勝をしましたが、周知のとおり逆に優勝は逃しました。
昨日は勝ちましたが、この件は文末にまた記す事として続けましょう。
横綱・照ノ富士については、先場所大関時代に書いてるのですよね。
そうそう、タイトルで早々紹介してました。
2ヶ月余りを経て、同様の感覚に襲われてるところです。
続編といいますか、裏返し、大谷や藤井の方向からこの感覚を検証してみましょう。
かく言う齋藤杏花 (さいとうあんな)、野球の大谷翔平や将場の藤井聡太が特段嫌いってわけでもないんだな。
また全く興味のない世界の事ですので、野球や将棋が嫌いって訳であろうはずもありません。
マスコミがうっせえから?
うん、それもあるでしょうけど、だとしたなら照ノ富士だって嫌いになっていいはず、
なのに、綱を取った今でも予想外になんとなく声援をしてます。
つまりは理屈で説明の付かない感情の問題、私、大谷や藤井って人たちが何となく虫が好かないでしょうね、
あはっ!…
で終りにしてしまったら鼎の軽重を問われかねませんので、無理やりにでも理屈を付けて行きましょう。
逆順で先に藤井聡太さん。こっちの方は比較的簡単です。
過日俎上に挙げた折は、7段になったばかりで当然のこと無冠。
それが今は逆に当然のこととして3冠にして段位も最高の9段。もうとても藤井クンなどとは呼べません。
凄いですよ、凄い。
けどね、彼は所詮は奇跡の計算名人に過ぎないんですよ。
直近反転リンクの稿で述べたとおり。
対人ボードゲームは最適解を求める計算問題に過ぎません。
とうにAIに置き換わってしかるべき世界です。
情報領域から云えば初歩段階、フォレスター教授のモデルなら最下位の領域ですもの、これだけAI、AIと騒がれてる今なら置き換わらず残ってるのが不思議な位です。
いや事実追い越されたんんですよ。
電脳将棋の進化があまりにも早かったため却ってそれが きかい(←掛詞)に幸いしました。
打駒があって場合分けが飛躍的多いために、人間に追いつくまでには時間があるだろうと云われてた…
プログラム技術者の刻苦勉励には素直に頭が下がります。
それに引き換え、未だ商売になるという理由で意図的に陳腐化させない連中は、なんだかなあって感じですね。
そこらの象徴としての藤井聡太という人間が気に入らないんでしょうね。
同じ伝統芸能でも演劇の世界、能狂言や歌舞伎の世界では新時代のニューメディアを果敢に取り入れた創意が次々発表され、生き残るための真剣さが伝わります。
旧態依然とした姿勢を崩そうとせず既存の特権にしがみ付くばかりでは、ナンぼ各方面に圧力を掛けてもやがては消えてなくなる運命、一言捨て台詞を残しもう一人に移りましょう。
ボードゲームの将棋に対して、野球なんてのはAIに置き換わる性質のものでないのですから、事情を全く異にします。
大谷翔平ってのはとんでもない事をしてのけてるものですよ。
えーっと、齋藤杏花 (さいとうあんな)は野球なんてのは全く知らないものだから、一生懸命机上で追っかけてるわけなんですが、奇跡が2度重なってるわけですよね。
先ずはプロの二刀流。
これは、従前、否、今でも絶対といっていいほどにありえなかった事でした。
打者と投手ではトレーニングの仕方が全く異なる、ですならアマチュアでは須らく強打者だった大投手が、プロに入ったら(或いはそれ以前の何れかの段階で)どちらかに絞るわけですよねえ。
はあ、あっけらかんと大谷は、その常識を覆した訳です。
そして日本人大リーガー。
その昔、日本プロ野球が最大の娯楽だった古き佳き日々の事、日本のプロ野球と大リーグの間には超えられないレベル差があり、それこそ荒唐無稽といってもいいような夢物語と考えられてました。
マーシー村上なんて人がいるのかな?それから未遂に終わったとこでは、感情問題で日本には居づらくなった江夏豊。
いずれも大リーグボール亜流の世界でした。
その常識というか、潜入概念をあっけらかんと覆してくれたのは、野茂英雄さんでしょう。
任天堂の前の社長の山内溥氏とサッチーの倅のダン野村氏との三位一体で、言ってみれば、逆・太平の眠りを覚ます…
我彼逆転・黒船の威力は絶大なものでした。
そして、請けて野手部門のイチローさん。
いずれも移籍初年度でタイトルまで獲得し、その後の後進の為に道を開きました。
野茂が搗き、イチロが捏ねし…
座りしままにとは、到底続けられないのが大谷選手ですね。
現地大リーガーですらもやった事のない二刀流なんてのをやってのけたんです。
ん?ベーブ・ルース?
ルースは時代が違いすぎる上に、投手から打者に転向する過程で残った結果です。
本来の意味での投打二刀流大リーガーは、大谷翔平が初です。
にも拘らず、何で気に入らないんでしょうねえ?
やっぱ齋藤杏花 (さいとうあんな)は感性の古い女ですから、やっちゃならない事をしてのけたと感じてるのでしょうか?
うん、なんてんだ?大谷翔平という人間の出現で今まで言ってた事を覆され赤恥かいた人間が何人いるか、って言ったらいいか。
っと、却ってイミフにしたか。んでー、
物事っちゃ、一つの超えてはならない腺ってのがあってこそ、物事として成り立つんです。
パンドラの箱とはちょっと違いますが、箱という箱を悉く開け放ってしまったのが、大谷さんなんでしょう。勿論悪い意味である事は言うまでもありません。
さてさて、お相撲はいいですよ。私は断然、こっちのほうが好きだな。
日本を知らない外人記者連中は何かと、ヤオチョーは連発しますが、大相撲というのは勝負事とあると同時に神事なのです。
そこらの妙は、日本人として日本で生まれ日本で育ったもんでなけりゃ、到底分からないでしょうね。
そうですよ。
真剣勝負なんてのは、見てて面白いもんではありません。
で最後の最後、保留にしてあった昨日の宇良vs照ノ富士戦なんです。
はあ、反転リンクで言ってしまいましたか。
その後某掲示板群サイトでも話題となり、こんなんも見つけました。
宇良関。
とっさに出たことで悪気はないんでょうが、あれはよくありません。
しがみついたとこで、あの体勢から逆転できる訳はないんですから、まわしから手を離すべきですよ。
どちらが怪我してもつまりません。
技が決まったんなら、真裏返しになって見事な負けっぷりを見せるのもまた大相撲です。
負けっぷりの良さで人気を博した高見山もまた、日本人以上に日本人らしいガイジン力士でした。