世界一性に能動的な日本女性 ~ この意外な事実は各方面で検証できるとこですが、本稿ではおそらく最古のものと思われる傍証をあげます

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別地区の方たちからは台風一過の声も聞きますが、おらほう、なにやらはっきりしない空模様で。
これも温帯低気圧に変わってから近づいたせい?などとタイトル同様のイミフなとこ云ってないで、さあ噺、噺!
実は、この稿、下敷きとなるお噺があるのですが、そこから入ると極めて長文となります。
件の下敷きは別途投稿するととし、すばり本題、万葉歌からお話しましょう。
巻九1759-1760、高橋虫麻呂の歌です。

筑波嶺に登りて嬥歌会をする日に作る歌. 短歌を併せたり

鷲の住む 筑波の山の 裳羽服津の その津の上に 率ひて 娘子壮士の 行き集ひ かがふかがひに 人妻に 我も交らむ 我が妻に 人も言問へ この山を うしはく神の 昔より 禁めぬわざぞ 今日のみは めぐしもな見そ 事もとがむな
[嬥歌は、東の俗語に賀我比と曰ふ]

反歌

男神に 雲立ち登り しぐれ降り 濡れ通るとも 帰らめや

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高橋虫麻呂歌集収録ではありますが、後注が付いてることからすれば虫麻呂の作ではない、恐らくは筑波付近で歌われてた民謡の類でしょう。

…いやはや、こりゃ凄まじいな。
おおらかな万葉人もここまでくれば、聞いてる方にすれば開いた口が塞がらないというものです。
だってそうでしょうよ。
若い男女が誘い合って集まる『嬥歌会』で、私は人の妻とやっちゃっちゃおう、私の妻にも誰か声をかけてやってくれ、
ってんですから。
嬥歌会、かがひ、賀我比ね。
標準語で言えば歌合です。

けど、意味合いはチト違う、祭礼の際の大パーティーみたいなもんでしょう。
そして、それって、ずばり大乱交パーティー。
歌自体は男性視点ですけど、男女の睦には必ず相手がいる、つまり人妻も堂々嬉々として他の男とやっちゃっちゃおうってんです。
やまとなでしこって、ホント、お好きなこと!

ま、この点は、上述下敷き別投稿で、お噺することとしましょう。
ここでは『サディズムに花束を!』〆後記事を、転記しておくとします。
種を明かせば、冒頭万葉歌に誘発された、日本女性の性意識に関する講釈です。

暗闇祭にみる日本未婚女性の性意識

[2007/05/13 18:09]

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各位は暗闇祭はご存知か?
いや、CGのような現代の文化財となっているようなものでなく、そもそもの原型だ。
ネット検索でもいい。少々検索をかけてみると原型ともいえる暗闇祭が見えてくる。

未知の男女が暗闇に紛れ抱擁しあう日本版乱交パーティー…

この言い方は、聊か正確性を欠く。
このニュアンスのような特殊なものというわけではなく極々普通の、それこそ日本中の至る所で行われていた村祭なのである。

 村の鎮守の神様の 今日はめでたいお祭り日

文部唱歌である。
この光景をイメージされたい。
そして、2番の歌詞につなげられたい。

 夜まで賑わう宮の森

年一度の感謝祭、開放的な気分となった(未婚の)男女は、真っ暗闇となった宮の裏手の森に向かい…
こういうことなのである。
であるからして、必ずしも乱交ということではない。
一対一の正当な性交だ。
それも、開放感と暗闇で大胆となった女性の側がイニシアティブを握る…

今、女性の側がイニシアティブを握る、と言った。
ここに、傍証を提出したい。

近現代の中高文化祭の定番であった「お化け屋敷」
これが暗闇祭そのものである。
証言を聞けた。
男子が女子を触りまくるための出し物だった、と。
いや、そうではない。間違っても女子が男子の被害者であったわけではなかったのである。

すなわち。
女子は入り口に待機して、気になる男子がやってくるのを待っているのだ。
そして、さりげなく「(怖いから)一緒に入って」と声をかけ、彼が尻込みしているようであれば、出し物お化けを怖がる振りをして、自分から抱きついたりもするのである。
年一回・学校公認の不純異性交際…

これが、近現代の暗闇祭だ。
…だったのである。
残念ながら、といおうか、幸いにして、といおうか、論者の時代の寸前で廃れてしまったこの風物である。
そう、今現在の中学高校でこんなことをしたらば、それこそ大問題となってしまう。

先日の特急内強姦事件、そして2-3日前に報じられた東京ディズニーシーでの強制わいせつ事件…
これらにつき家族で話し合った処、本稿起稿を思い立った。