やった! 米帝がアフガニスタン撤退を決めた途端にタリバン勝利! 不快なニュースの多い中、本BLOGは明るいニュースをピックアップして取り上げて行きます

2タリバン復権 アフガンを見捨ててはならぬ
2021/08/17 05:00
 バイデン米政権が「米史上最長の戦争」の終結を急いだ代償は、あまりにも大きいと言わざるを得ない。アフガニスタンの混迷の収拾へ、国際社会は迅速に動かねばならない。


 アフガンのイスラム主義勢力タリバンが首都カブールを制圧した。ガニ大統領は国外に退避し、タリバンが主導する政権が近く発足する見通しとなった。

 銃を手にした戦闘員が大統領府の部屋を我が物顔で占拠する映像は、力と恐怖で支配を広げてきた実態を如実に示していると言える。こうした状況で各国から正統性を承認されるだろうか。

 タリバンは2001年まで政権を握っていた時も、民主主義の否定や女性への教育禁止など、過激な政策をとっていた。

 指導部は今回、住民の財産保護や避難民の安全確保を指示したというが、末端の戦闘員まで浸透させられるかどうかは疑問だ。既に略奪の横行が伝えられている。

 国民の多くは世界から見捨てられた思いだろう。米国の協力者やガニ政権の関係者が報復を受けたり、女性への抑圧が強まったりする事態が懸念される。

 タリバンの電撃的な攻勢の背景に、アフガン駐留米軍の拙速な撤収があったのは明白である。アフガン政府軍の士気は低下し、戦わずに敗走する兵が相次いだ。

 バイデン大統領は先月の段階でも、アフガン政府軍がカブールを防衛できるという楽観的な見方を示していた。確かに兵力数ではタリバンを上回っていたが、戦闘能力を実際に支えていたのは、米軍の空爆や情報提供だった。

 米国世論に配慮し、8月撤収に固執したバイデン氏の責任は重い。ガニ政権の統率力欠如や、米国の軍事力を対中国に振り分けたい事情があったとしても「出口戦略」が甘すぎたのではないか。

 01年の米同時テロの後、米国はテロ首謀者をかくまっていたタリバン政権を崩壊させ、民主国家の建設を主導してきた。日欧をはじめ多くの国も巨額の資金と人員を投じて復興を支えた。

 アフガンが非民主的な体制に逆戻りし、再びテロリストや過激派の温床となれば、20年間の国際社会の努力は無に帰すことになりかねない。アフガンの混乱は国際テロの危険を増大させる。

 国連を中心に、関係国が暴力の自制と安定を求め、アフガンへの関与を話し合う枠組みを構築する必要がある。中国とロシアはタリバン支持に傾くのではなく、日米欧と足並みをそろえるべきだ。
76年前においては、占守島の戦いが本格化した8/18。
また、フツーの夏空が復活のおらほうです。

目を転じれば、パラリンピック観客取り扱いに関し失望の上にも嘆息のみの決定報が入ってます。
この点については、もう軽く流す事にしましょう。
感染がこれだけ広まればもう観客は完全にナシだろうなどと私も、ホント、甘い見通しを立ててたものです。
このコロナ禍、新規感染者数がうなぎ上りの中で、なんと、学徒動員、正しくは学校提携感染プログラムだけは実施しようというのですから。

既報のとおりこれは、コロナの問題のみに留まらず、教育上非常に宜しくないという考えの齋藤杏花 (さいとうあんな)です。
多様化という大義名分の下、真逆の取り固まった価値観を子どもに押し付け
幸い、うちの子はまだ小さいもんで、動員を免れましたけどね。
兎も角不快です
オリンピックの場合はニュース等で見聞きする機会があれば、しゃあねえお相伴すっかで見ることもありましたが、パラのような醜悪なものは金輪際御免です。
精精耳栓でもして聞こえてこないようにしましょう。

おっと、簡単に済ますのでしたね。
そうなんですよ。
更に加えて、某SNS(某twitterといってないことに留意)の調子がおかしくて、いくらアカウントを取り直してもツイートが表示されないという頑固な旗が立てられてしまってるのです。
明らかにおかしいですね。都合の悪い事は言わせないないようにしてる…
という訳で一言言ってやりたくてもその機会も無く、空しいだけですから。
さあさ、ツイッター如きでは話題にする者もないような話題で続けましょう。で~、

さあて、全く政治に関心が無く更には大の外国嫌いの齋藤杏花 (さいとうあんな)が、アフガン情勢に関し論及するとは一体?!ってとこなんですが。
まあ、それはそれとして、このアフガニスタンと言う土地です。
例の三蔵法師が西遊の際に通った道程で、物語にも仏教都市が登場します。
陳舜臣・西遊記を読めば、現在はこうしたかつての仏教都市がそろって回教に改宗してるとの記述が読めますが、この関連については後述いたしましょう。
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読売新聞がバカな社説書いてますねえ。
私は到底件の社説には与せません。
どこがバカかというなら、一言で括るなら、米国-善 タリバン-悪 の価値観に凝り固まってるからです。
思い出してもみてくださいよ。
発端は米帝が、核製造の疑念アリと因縁つけて大軍を送り込んできた事です。

それでもって多くのイスラム指導者を殺しといて結局出ず仕舞。
その点については飴公も、その先棒担ぎの日本マスコミも、口をつぐんだままです。
え~!20年も連続して武力介入してたの~~?!
20世紀のベトナムを遙かに越える期間です。鬼畜米英!


○○スタンって国名は多いっしょ。
この"スタン"ってのは○○の土地って意味なんですよね。
旧ソ連が現存してた間は、パキスタンとアフガニスタンだけ。
それが崩壊以降、いくつのスタン国があらわれましたか?
いかに白人種たる露助が中央アジアを我が物顔で支配したたかの証拠です。
そして、東西の力の均衡で長く独立を保っていたアフガニスタンが、その後…

これにて再び、アフガニスタンが自己の土地、真の独立国家への道へと歩みだす事を期待して止まない齋藤杏花 (さいとうあんな)です。

思えば、子どもの頃仏教遺跡をぶっ壊して回って非難されてるって話を聞いたのは…
そうでしたね。タリバン政権で米帝介入前の事だったんですね。
いえいえ!私は、逆の意味で疑問感じてたので、はっきり覚えてる訳です。

掛替えの無い文化遺産と見るか、はたまた只の石くれと見るかは、それぞれの価値観の問題です。
増してや、これは宗教遺産、最も強い価値基準である宗教に左右されることです。
外野がとやかくいうのは筋の違った話ですね。

先ほどのパラリンピック学童観戦とどっか共通するとこがあります。

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