今、海外でも問題となっている我が国の女性蔑視問題を、古来からの信仰に検証してみる …と、大層なタイトル、あはっ!

9.04  東京五輪・パラリンピック開閉会式の演出の統括役を務める佐々木宏氏(66)が女性タレントの容姿を侮辱するような構想を演出チームに伝えていたと週刊文春(電子版)が報じた問題で、佐々木氏は18日、謝罪文を公表し、大会組織委員会の橋本聖子会長に辞意を伝えたことを明らかにした。組織委は退任を了承する方針で、国際オリンピック委員会(IOC)にも経緯を報告した。橋本会長が同日に記者会見を行う。

橋本聖子会長、佐々木氏の演出案は「容姿を笑いものにするような発言で不適切」
佐々木宏氏
 佐々木氏は謝罪文で、「大変な侮辱となる発案で取り返しのつかないこと。私が調子に乗って出したアイデア。自分の意識の低さ、無神経さに改めて気づいた。猛反省したい」とした。

 佐々木氏の説明や週刊文春によると、佐々木氏は昨年3月、豚に扮ふんした女性タレントを五輪と豚をかけた「オリンピッグ」というキャラクターで五輪開会式に登場させる案を演出チームのメンバーに無料通信アプリ「LINE」で伝えた。メンバーからは「女性を豚に例えるなんてありえない」などと反対意見が相次ぎ、構想を撤回した。

 演出チームは、大会の簡素化で式典内容の見直しを迫られたために昨年末に解散し、佐々木氏が新たに統括役を担っていた。
ということでございますので、いきなり結論。
古来よりの物言いで、

成田山は女連れを嫌う


っのがありまして、♀は成田山参りはできないわけなんですよ。
こりゃまた、とんでもない女性差別ですよ!
諸外国が問題視する訳がおぼろげながらわかって参りました。

なんて、実はこれには種明かしがありまして。
お江戸日本橋から成田山新勝寺までの当時の標準旅程では、途中宿場の舟橋(現:船橋)で一泊することになります。
そこで宜しく遊ぶためには、ねえ、女房なんか連れてたらとんでもない事になるってことで、そうした事にしてあったわけです。

…ん?
何で急にこんな噺を始めたんだ?
そこらの加減は知る人ぞ知る、ってことでさり気なく流しましょう。

そして一昨日17日は、もうひとつ腹立たしいニュースがありました。
今日、リザーブしといた、これで続けるといたしますか。



ああ、とうとうやめざるを得なくなったとの旨の、昨日朝のほう(掛詞)がいいでしょう。
これでそこに至るまでの一切の報は尽きます。

女性蔑視?
んな大層な問題ではないでしょう?
ただ、

くだんねえ!!!!!

ま、人の感性の最大公約数的なとこで、そんなとこです。

無責任な海外メディアならぬ本邦国民として問題にすべきは、こんなお粗末な感性の佐々木宏とやらみたいなのが何で今まで高い評価を受けて、五輪の演出統括役にまで抜擢されてたか?ですよ!

所詮五輪などというのは、その程度のイベントなのか?
悲しいかな我が国は、人当たりの能力だけで全てを評価されてしまう社会なのか?

或いはその両方なのか、これを期に考えてみる必要があります。

さてなんか、サゲにくい流れになって来ました。
では、メインテーマ・女性蔑視を請けてもう少し続けますか。

みお代議士曰く、
日本社会はすでに男女共同参画の出来上がってる社会
そのとおりだと思いますよ。
いや、前に話した男耕女織は、共同参画というよりも分業だ、
これから話すととかか船こそ、共同参画というに相応しい事例といえましょう。

ととかか船、海女漁の一形態でローマ字書きでそのまま外国語にもなってます。
はい、ととが船漕いで沖の漁場に出て かか がそこで潜って漁をする、というものでして。
古い漫才師曰くの、頭脳労働&肉体労働の役割分担が、その特性で目まぐるしく変わるわけです。

沖合いに出て、肉体労働から頭脳労働に役割を転じた夫の方は、命綱を引き上げるという重要な判断を担う訳です。
何せ自分の命に代えたって大事な女房だけは守らなければならないわけですからねえ。
そして、この超重要な間合いというのは、前の晩に肌を合わせた男女のみが知りうるということで、ロマンチックでもあります。

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