卑しくも女たるもの、絶対に夫より先に逝っちゃダメだね、ホント
万葉集 万葉の人々 万葉のこころ 犬養孝 我妹子が 植ゑし梅の木 見るごとに 心咽せつつ 涙し流る 大宰府 大伴旅人 挽歌 FB 齋藤杏花facebook Facebook 齋藤杏花 (さいとうあんな) 齋藤杏花
さてその折は別記事のコメ欄でも触れましたが、亡祖母3回忌の寺参りより先ほど戻って参りました。
この路線で続けるなら、和歌に世界には挽歌というのがありますね
万葉集では案外重きのあるところで、相聞・雑歌とともに三大部立ての一となります。数からしても全体の5%超。
そのうちから一押しをあげろというなら、そうですねえ。
我妹子が 植ゑし梅の木 見るごとに 心咽せつつ 涙し流る
(巻三453)
旅人です。
ほら言ったっしょ?妻に先立たれてからの遠隔地高齢赴任と。
故郷の家に還入(かへ)りて即ちよみたまへる歌三首とある。ちょうど大宰府に赴く前に作った連作のラストです。
改元の折の万葉大宰府の扱われ方の、ある意味狂乱ぶりも…
って言わぬが花か、あはっ!
------------------------------【注記】----------------------------------
実際に投稿してるのは翌々年になる2021年の1月16日のことです。
突如のインターネット故障からの復帰途上である事に加え間が空いてしまった事もあり、既出の確認等々で思いのほか苦戦しております。
うーん、徐々にせよ元通りに継続したいとは思ってるんですがねえ。
どうぞ生温かい目で見守っておくんなさいまし。