昨年FBで爆発しまくった、齋藤杏花 (さいとうあんな)の『漫画文化論』

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このFBを始めた当初の京アニ事件の折から、私・齋藤杏花(さいとうあんな)は、

漫画は文化にあらず!
https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=136342147691982&id=100039485922343
と断言してます。

世相であっても文化ではない…

満更蔑みの意味だけで言ってるのではありません。

文化などということになったらしゃちほこばってしまって、本来の存在意義である風刺の精神が失せてしまう事を懸念してるのです。
例えば「国民栄誉賞なんてのをもらったらおちおち立ちしょんべんもできなくなる」と辞退した人がいましたが、それと同様、漫画に文化というようなものに堕落して欲しくないのです。

んで、フジ三太郎って面白い漫画がありました。
四コマだけど時折番外長編めいたのがある。
今でも『野外書庫』(庭に林立するプレハブ倉庫のことよ)のどっかにある筈ですが、こんなストーリーがあったのを覚えてます。

ああ、このまたこのFBで散々言ってる自動車(社会)批判につながるわ。
で、です。

先ず、立て続けに車に撥ねられて怪我をする歩行者が描かれる、
ところが我等が三太郎は、持ち前の逃げ足で暴走車を悉くかわすんですよね。
それを見た興行主から闘牛士ならぬ闘車士としてスカウトされ、満員のコロシアムで車と闘うことになるのです。
そして見事凶悪な暴走車をボコボコに叩き潰し、冒頭の怪我人たちから拍手喝采される、いうオチです。

ねえ?文化人気取りで体制べったりになってしまった今の漫画屋の中に、こんな筋を描ける者はひとりもいません。

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続けて
>今の漫画屋の中に、こんな筋を描ける者はひとりもいません
にフォローしとくなら。

この人はどうなんだろ?

弓月光。

近影はこんななんですか。
若い頃の長髪の写真しかみてないもので、バーチャル隔世の感とでもいったような感覚におそわれています。
はい、近年何をなさってるかは、全く存じ上げません。

そうなんですよ。
私にとっての弓月って人は、納戸で見つけた古い古い少女マンガの作者。
野外じゃなくて母屋に保存されていたということは、我が家では珍重されていたクリエイターであることの証でしょう。
何せ往時、父と叔母がりぼんの取り合いをやってた位のファンで、母がまた2chに光臨した弓月とやりとりをした事があるくらいの、少女漫画家・弓月光の熱心なファンでして。

えー、その少女漫画家のどこがいいか?
一言で括るなら、私が挙げた漫画のよさってのを悉く実現してる人なんですよ。
そしてマゾヒズム文学ならぬマゾヒズム漫画を実践してる人。

母じゃないけど、ホント、この人をノーベル文学賞の候補に押してもいいくらいですわ。
幻のノーベル賞候補・三島の作風ですぞ、これ。

よく「弓月、死なないの?」をギャグにしてた彼が、病気で姿を見せなくなった折、我々の間では死亡説が流れた。
「やっぱり死んだか。面白かったのに残念だ。市谷の自衛隊に殴りこんで割腹したって話はきかないから、きっと自宅でひっそりガス管を咥えたんだろう」
「いやいや。愛人と二人で玉川上水に飛び込んだに相違ない!」
喧々諤々ののち誰かが青年誌の連載を見つけてきて、ようやく生存を確認する事になるのです。(注: 半年くらいは2代目説有力)

これが母が書いて、弓月さんの目に留まった2ch書き込みです。



------------------------------【注記】----------------------------------

とまあ、愈愈佳境に入る私・齋藤杏花 (さいとうあんな)の『漫画文化論』。
この先は別途、実際投稿してる2020/7/29のリアル(オリジナル)投稿にて。