「海老?」「マァライオン?」「ううん、おいらアマビエ!」 ← これって回文なのね。残念ながら拙作ではありません

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読売のコラムで紹介されてました。
いやはや、凄いもんですね。
ちょっと前にアナグラム、

 Amabie  → I am ABE

ってがブームになりましたが、それの比ではない。
こうしたのも、藤井君、もとい、藤井棋聖みたいな人たちと同じく、天賦の才をもってる人なんでしょうね。
私・齋藤杏花 (さいとうあんな)も言葉の楽しさってやつに惹かれて、10代のころより狂歌川柳等を色々紹介をしてきてますが、悲しいかなこの手の才はないようだ。
某掲示板群サイトでは20代のころから『噺家のおばちゃん』で通ってる事もありますので、ここはひとつ、『円鏡程度の駄洒落』でつなぐこととしましょう。

それにしても、ホント、コロナウィルスを舐めて掛かって、とんだ 

しっぺいがえし 

を喰ったものです。
このとこの状況ときたらねえ。
いくつかの先行記事で触れてるとおりです。

この状況だったら、とてもじゃないけど、じぃじのとこには行けたもんではありませんよ。
ん?珍しく私生活暴露?いやいや、それだけ真剣に困ってるってことなんですよ。
祖父ですか。亡祖母最後の入院に伴いショートスティでこの家を離れたのを皮切りに各種施設を転々とし、どうやらこの家には戻る事もなくなってしまったようで。
92ですものねえ。年相応になってしまったら、正直切ないものがあります。

おっと、つまんない愚痴話。
皆でアマビエ様に病魔退散の願をかけましょう。

文月ふみの日に一筆啓上。


(そして翌日)

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一枚追加。

(2024.4.6)

随分間が開きましたねえ。
朝日新聞天声人語に、回文ネタがありましたので、追記しておきます。

 当世ウラガネ回文(かいぶん)集――。自民党の政治資金パーティーをめぐる事件で、1月に立件されたのは、派閥の会計責任者らと一部の議員だけだった。おとがめなしの幹部が、事情を知らないはずがない。上から読んでも、下から読んでも〈白くて黒し〉
▼政治不信の高まりに焦ったのは、岸田首相だ。自ら派閥を解消し、政倫審にも飛び込んだ。なのに、内閣支持率は下がったままで戻らない。頭の中を占めるのは〈人心獲得関心事(じんしんかくとくかんしんじ)〉と、あっさり国民に見抜かれた
▼きのうの党紀委員会。〈苦い水飲んだ件(くだん)の罪いかに〉。多くの目が集まるなか、安倍派幹部ら39人が処分を受けた。けれども、やっぱり順序が逆だ。「還流廃止」をやめたのは、本当のところ誰なのか。肝心の点をうやむやに幕を引きたいだけだろう
▼多額の不記載なんのその。二階元幹事長は処分をされず。切れば、首相も血を浴びる。〈役得ありあり悪徳や〉
▼離党勧告された議員らも、過去にはあっさり復党している。世論の嵐が静まれば、今度も元の木阿弥(もくあみ)だろう。みそぎの選挙で〈勝つまで待つか〉。同じことを繰り返すのは、回文の中だけにしてほしい
▼不満を抑えて下した決断。これで支持率も浮上はせぬかと、岸田首相は願うのだろうか。誰かの声が聞こえてくる。いやいや、こんな処分や説明で〈内閣浮くかいな〉――というわけで、島村桂一著『さかさコトバ回文遊び大事典』などを参考にした当世ウラガネ回文集。第2集の必要ない、まともな政治を。